こんにちは。実践系ママライターのいちごです。
お待たせしました。
今回は、「1歳以降に離乳食を始める」で有名な「西原式」育児についての記事です。
別記事でも、何度か触れてきた西原式。

実は離乳食と同じくらい、重要なポイントがあります。
語れば非常~に長い話になりますので、骨子となるポイント5つに絞って紹介します。
西原式の概要を理解できるようになるでしょう。

西原式って離乳食を遅く始めるやつだよね?でもどんな育児法なのかよくわかってないなあ。他にはどんなことをやってるの?知っておいて損はないかも。
それでは見ていきましょう。
西原式育児のポイント5つ
西原さんの著書を元しております。
離乳食開始は1歳以降
通常と同様に重湯から始め、2歳までタンパク質を与えない。
「西原式」=「西原式離乳食」
と認識している人が多いほど、最重要と言っても過言ではないポイントが離乳の開始です。
現在の母子手帳では生後5~6か月に離乳食開始を推奨しているところを、なんと1歳を過ぎてからにしようというのですから驚きですよね。
赤ちゃんは大人のミニ盤ではなく、進化途中の哺乳動物なのだから、母乳栄養だけで充分とのことです。この根拠は大事なんですがめちゃくちゃ複雑なのでまた今度です。
おしゃぶりを取り上げない
普通、「おしゃぶりがないと寝れなくなる」「歯並びが悪くなる」などの理由で、なるべく早くおしゃぶりを卒業させますよね。実はそんな必要はないんです。
4歳でも5歳でも好きなだけ、むしろ教えてまで積極的に使うことを推奨しています。
なぜなら「口呼吸」を予防できるから。口呼吸は人間の免疫構造に反した呼吸法であり、あらゆる病気やアレルギーの元になると考えます。
小児喘息の子供が、おしゃぶりをしただけで発作が治まったという例が載っています。
腸を冷やさない
アイスクリームやキンキンに冷えたジュース、は控えましょう。
暑いからと言って冷房に頼りすぎも禁物です。頭以外を冷やさないようにしましょう。
腸の温度を36.5度以上に保つことで、消化・吸収が正常に行われます。
毎日、体中にある一兆個の細胞が生まれ変わっています。
体温が低いと、このリモデリングが阻害され、健康な細胞に生まれ変わることができません。
歩かせすぎはダメ
歩けるからと言って、「たくさん歩かせて足腰をもっと鍛えよう」はNGです。
ベビーカーの多用は、親の都合でもなく赤ちゃんの甘えでもありません。
なぜなら、子供の骨や関節は未完成の状態だから。
骨は、免疫機能の主役である白血球の製造工場。
仰向けで寝かせよう
これは結構難しいと思うのですが、なるべく仰向けで寝てもらいます。
また、枕は高い物NGです。枕を使った時に、後頭部の高さが1cmというのがベスト。
フワフワの羽毛枕なら頭を固定しつつ、頭の重さで適度に沈み込んでくれるためおすすめ。
顔のゆがみは歯列のゆがみに直結します。
成長後の影響は、歯列矯正だけでも数十万円。
背骨が曲がったまま育てば…治せません。一生を台無しにしかねません。こわい。
より深く知るには
より深く知りたいという方は、実際に著書を1冊読んでみるといいかもです。
2冊だけ紹介します。
こちらの『お母さんは世界一の名医』はかなり読みやすいです。具体的な育児の方法がわかりやすく書いてあります。難しい言葉も出てきません。手っ取り早く実践方法を知りたいという方にはこれ一冊で良いと思います。
お母さんは世界一の名医 (プレミア健康選書)
こちらの『赤ちゃんの生命のきまり』は少し難しい内容です。生物学や進化の話がたくさん出てきて、が学問ぽいないようです。実践する前に根拠としている理論をさらっておきたいという方にはこちらがおすすめ。んーでも少し読みづらいかもです。
まとめ
西原式育児の5つのポイントを紹介しました。
ざっくり過ぎてすみません。
でも何をやっているのかはお分かりいただけたはずです。
「これいいかも」と思えたことから取り入れてみてはいかがでしょうか。
ではまた!