アサツキとは
実家のおばあちゃんが、とれたてのアサツキを送ってくれました。
アサツキとは、春に生える小ネギのような山菜です。浅葱と書きますので、やっぱりネギの仲間ですね。
筆者の実家では、家の裏庭に自然と毎年生えてきます。
まさに自然の恵み。アサツキを食べると、「あ~春が来たなぁ」と感じます。
アサツキと野蒜(のびる)の見分け方
アサツキに似ている山菜「のびる」は別物です。
見分け方は根っこ。アサツキの根っこは細~いひげ根で、のビルの根っこは太めのです。
にんにくを放置しておいたときに伸びてくる根っこをイメージしていただくといいです。
また、葉の断面が丸いとアサツキ、半月型だとのびるだそうです。
【BROOK’S 食物せんい】
アサツキの味
小ネギに近いですが、クセが少なく食べやすいです。ネギと似たような効能があるみたいですが、
ネギの辛みや風味やねばりが苦手なお子さんでも、食べやすいと思います。
筆者は物心ついたころから食べていましたが、ネギは苦手でした笑
レシピ紹介
アサツキには灰汁(あく)があるようなので、基本的には一度お湯でゆでて、冷水につけてから
いろいろな料理に使います。
筆者は今回、大量にアサツキをいただいたので、3回に分けて全部ゆでてタッパーに保管し、
料理のたびにすこしずつ使っていました。
★アサツキのおひたし
クセが少ないので、個人的にはおひたしが一番おすすめです!
素材の味が楽しめます。
作り方:鍋で湯を沸騰させ、洗ったアサツキをゆでる。
白い根の方を先に1分くらいゆでて、1分経ったら葉の部分も湯にひたして30秒ゆでる。
ゆであがったらアサツキを冷水にひたし、あく抜き。水気を絞ったら4センチの長さに切って、お好みの味付けで食べます。
おすすめの食べ方:酢味噌(ゆず入り)、ポン酢
★アサツキ入り餃子
ニラにも似ているアサツキは、餃子に入れてもおいしいです。
食べても口が臭くならないので、「餃子を食べたいけど明日は仕事がある。。」という方にお勧めです。
火を通してもシャキシャキなので、食感アップにも良いです。
作り方:餃子のあんに、ゆでたアサツキを1センチの長さに切って入れる。
余談ですが、シイタケも入れるとおいしいです。
★アサツキ入りお味噌汁
アサツキは小ネギに似ているので、もちろんお味噌汁にも合いますよ。
あまり火を通すとアサツキの食感が損なわれてしまいます。
筆者はいつも、ゆでたアサツキはお茶碗に先に入れて、お味噌汁は別で作ってお茶碗に注ぐだけです。
ネギよりクセが少ないので、シャキシャキの歯ごたえとみその風味がとてもおいしいです。
★アサツキ入りお好み焼き
最後に、筆者の旦那さんの大好物であるお好み焼きにも入れてみました。
作り方:ゆでたアサツキを2センチの長さに切って、お好み焼きのタネに入れて焼きます。
写真だとわかりにくいですが、鮮やかな緑色が入り、食感もよくおいしかったです。
余談ですが、筆者宅では、お好み焼きはナイフとフォークで食べます笑
一口サイズに綺麗に切れて、おすすめですよ!