【リボベジ】大根の切れ端を生かし続ける実験が想像を超えてきた【家庭菜園】

家庭菜園

リボベジ。

それは野菜の切れ端を、成長させ続ける行為です。

本来なら捨ててしまうはずの野菜くずを生かし続けるという背徳。

あなたはその野菜が最終的にどうなるかを知っていますか?

節約だのエコだのを語る前に、一つの野菜の一生を、覗いてみませんか。

 

大根の切れ端が生き続けたら

目的

開始時の目的は好奇心を満たすためでした。

リボベジを「再生可能な野菜」「エコ」と位置付けて「最終的に収穫」する方もいますが、個人的に大根の葉は食べないので「最終的にどうなるか」という好奇心探求にのみ目的を置き、ただただ育てることとします。

ちゃんと大事に育てます。

3月:育成開始

初っ端ですが育成開始時の写真がありません。ごめんなさい。

とはいえ、普通の大根のヘタが水につかっているだけ図なので、ご想像通り。

きっとあんなに長く育てるとは思っていなかったのでしょう。

3/18(水)頃:育成スタート。

 

3/26(木):同期の人参、水菜、小松菜、バジルと仲良く元気に育っています。

豆腐の空パックに水を入れただけの手抜き加減がうかがえますね。

4月:繁茂

4/8(水):葉が伸びて、存在感を増してきました。水菜と小松菜は残念ながら枯れてしまいました。

「いかにも私が大根です。葉っぱ初めて見たでしょ。」

4/20(月):まだ涼しい日も多く、大きな変化は見られません。葉が少し、ひょろ長くなってきたような。手を伸ばそうとする0歳児から守りつつ、大事に育ててゆきます。

 

5月上旬:異変

5/7(木):しばらく変化のなかったダイコンさんですが、ある日突然中心に異物が見つかりました。おそらく花のつぼみ。もしかして花…咲くのか?!ちなみに収穫するなら今がチャンスらしい。

つぼみ見えますかね。分かりづらいですが、とんがった緑の米粒のようなものが中心に集結しているのがわかります。今まで亀の歩みだった成長速度が、ここにきて加速度的に伸びてきました。花茎の長さがぐんぐん伸びてきます。

 

5/10(日):そしてついに…花が咲きました!控えめな白い花です。なんだか娘を嫁に出したような感傷に浸りました。よく頑張ったな…涙

後輩たちに囲まれて、祝福されているみたいです。「おめでとう!大根先輩!」

 

このころにはなんと、背の高さが約17cmにまで伸びておりました。私の手のひらがジャスト20cmですので、目安になると思います。たった1cmの大根のヘタが、こんなに伸びるのか…!生命の神秘と言わずして何でしょう。

5月中旬:形態変化

5/17(日):開花から一週間後、成長は止まるところを知りません。ついに私の手のひらサイズを凌駕し、約22cm地点へ到達しました。また、つぼみにも形態変化が。ぎゅっとひとところに凝縮していたつぼみが上下に分かれ、バラバラに伸びてきました。なんだか怖いです。ドラゴンみたい。

下の方に在った葉はいつの間にか取れてしまい、つぼみ周辺に小さな葉が生えてきました。光合成のために急ごしらえしたのでしょうか。適応能力の高さに脱帽です。

5/19(火):花が枯れた後に、とげとげした妙な物体が残るようになりました。もしかして…これは鞘?種が採れるのか…?その様相は禍々しく、地獄の番人が持つ武器と言ってもおかしくないでしょう。怖いよホント。

5月下旬:最終形態

5/23(土):破竹の勢いだった成長に、陰りが見え始めます。先端の鞘もなんだかしょんぼりと萎んできているのです。

同期の人参さんもこんなに大きくなって、一緒に記念撮影なんかしちゃったり。でも実は22cm、一週間前から伸長が進んでいなかったんですね。なんとなく、予感はしていました。

「お疲れさま。」

人参の葉が、労うように寄り添っています。

リボベジ大根2号と比較するとその差は歴然。圧倒的高さで先輩の風格を誇示しています。

2号「先輩にはかなわないや…でもいつか超えて見せる…!」

1号「君は、まだまだ青いよ。精一杯葉を伸ばして大きく成るんだ!」

そんな会話をしていたのかもしれません。

 

5月末:成長の先

5/28(木):その日はあまりにも突然に訪れました。午前中の見回りに窓際へ行くと、根元からぽきっと折れて萎れているダイコンさんの姿を発見しました。

「大根さん!」

私は思わず叫んで駆け寄りました。

大「あぁいちごさん…。来てくれたんですね…。最後にもうひと踏ん張りと思ったら、つい無理をしすぎちゃったみたいです…。いつの日かまた、いちご家のベランダで花咲かせられたらいいな…今までありがとう。」パタ…

私「大根さあああん!!」

 

興味本位で始めたリボベジ大根でしたが、想像をはるかに超えるドラマを見せてくれました。というかもう家族の一員です。

大根さんの後輩たちをより一層愛情深く育てていきたいと思いました。

 



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