出産レポ④の続きです。
2019年8月27日に出産しました。
可能な限り具体的に、リアルタイムで記録しました。
陣痛かな?と感じてから4日間かかったので、出産の兆候を知りたい方や、本陣痛待ちの妊婦さんがいれば参考にしていただけると嬉しいです。
※ほぼ日記そのままのため、ですます省略です。
本陣痛から出産
8/27(火)の記録です。
出産予定日は9/2。
AM2:00 結構痛くなる
前の痛み(前駆陣痛)を超えているなと感じ、念のためアプリで間隔を測り始める。
間隔は10分前後。
でも本当に生理痛が辛い人は仕事休んだりするし、それと同じくらいかな。
前駆陣痛には騙されんぞ、と思う。
AM3:00 お産を進める工夫
もし寝てみて、痛みが静まったら前駆陣痛だろうと仮説を立て、寝てみる。
うん、無理だね。寝れない。
こうなったら、この痛みを活かして本陣痛に結びつけるしかない!
ここからなんとスクワット、バランスボールをはじめる。
AM4:00 痛みが増してくる
明らかに生理痛は超えてる。
でも…(また前駆陣痛だったら?)という気持ちもぬぐいきれず。
病院に電話するのも早朝過ぎるし、違ったらどうする??
間隔が5分前後にはなってきた。
でもたまに痛さが落ち着いたりする。
AM5:30 病院へ電話
なんども迷った挙句、状況伝えてみて「違ったら違ったでいい!」と思い病院に電話。
予定日近い(6日前)し、入院の用意して来てと言われる。
うひーついに!!これで痛み治っても知らんぞ!!
すぐ母に伝えて、着替えて病院へ向かう。
コンビニで水とポカリ2本ずつ買ってもらった。
車の中でも、ふぅーーっと痛み逃し。
でも、辛うじて喋れるし、陣痛が過ぎれば余裕の談笑。
こんな感じですぐには産まれないよね~と言ってた。
AM6:30 入院
病院に到着。内診室へ。
内診したら、子宮口は4センチ開いている。
病室にはいかず、陣痛室で様子を見ることに。
下腹部が痛くて、トイレ行ったら軽く出血していた。
病衣に着替え、お腹にモニターをつないだ。
赤ちゃんの心音がドッドッドッドッて聞こえる。5分間隔で腰が痛い。
5分おきに相変わらず激痛。
でも、赤ちゃんが苦しくないようにふぅーーっと息を吐いて乗り越える。
とはいえ、痛みがない時は普通に会話できるのでお産は午後になるだろうと言われていた。
助「PM2時とか3時とかかなあ?もっとかかる人もいるね^^」
私「まじっすか…体力もつかな…」
助「旦那さん立ち会う予定だよね?埼玉からなら間に合うよ!」
私「いや〜どうでしょう、聞いてみます^^;」
初めは余裕だった。
AM7:30 陣痛と痛み逃し
姉にLINEで入院を報告。
そこからはケータイ触ってない。
痛みの質が明らかに変わってきた。
脳の血管がブチギレるかとおもうほど苦しく辛い痛みが2分おきに1分ほど襲ってきた。
急激にお産が進んだみたい。
ふと、母のことを思った。
今もこうしてサポートしてくれてるけど、お母さんだって私を命がけで産んだのだ。
本当に大変だったろうな…。
陣痛について戻ると、初めの方は痛さのあまりキレそうになった。
「ゔぁーー死んじゃうーーー」とかいって息を止めて耐えてた。これNGです。
以前ネットで調べてたソフロロジーの呼吸法を試してみたところ、細く長く息を吐くことで痛みを逃せるように。口先を細くすぼめるのがコツ。
それでも死ぬほど辛くて辛くて、母に退席してもらい、集中して痛み逃しを続けた。
間違いなく人生で一番痛かったけど、もし例えるなら中学時代に登った鷲が巣山の奥の院までの登山。
ひたすら足腰が痛さで震え、全身の疲れをおしてひたすら登り続けている感じだった。
登った人にしか分からないか。
再現性の高い例でいうと、骨がギリ折れない強度のコルセットを腰に巻いたまま、負荷MAXのスクワットを休まず3時間やった感じ。
何がつらいって、明らかに痛みの限界を超えているのに、休めないこと。
不可抗力で痛みが襲ってくる。
そして。痛いということは、お産が進んでいるということ。
「なんでこんなに辛い目に遭わなきゃ行けないんだ!」とチラッと思ったけど、もうすぐ赤ちゃんに会える。
赤ちゃんも頑張っていると思うことで、死なずにいられた。
それでも死ぬほど痛かったけど。
AM9:00 もう子宮口全開?!
藤巻先生(担当医)と、交代の助産師さんが来てくれ、内診。
すると子宮口はほぼ全開とのこと。
出産が午後だと思っていたため、「今叫んでいたら本番で死ぬんじゃないか?」と思い「まだまだ…」と思えていたみたい。
助産師さんに、「静かだったからまだまだだと思ってたよ;これは切ないわ;」と言われる。
「すぐに分娩室準備するね、そしたら迎えにくる」と言われて、なんか安心からかちょっと痛みが落ち着く。
それでも、マットレスを掻き毟るほどの激痛。というか苦しさ。
骨盤の中央が噴火している。なんかほんとに出そう、出る!!という感じ。
力を入れないように言われたのだが、骨盤のところに力がかかってしまった。
AM9:30 やっと分娩室へ
ついにお迎えがきた!
陣痛の合間に分娩室に歩いて移動し、分娩台で仰向けになって開脚。
今まで自由な体勢で苦しんでたのに、これが地味に辛い涙
でも、助産師さんに言われた通りふぅーふぅーと息を吐いて、一生懸命一生懸命頑張った。
上手上手〜と褒めてくれたのでめちゃくちゃ頑張れた。
AM9:40 出産ドラマチック
点滴をつけたりしていろいろな準備が整い、いきみokの合図が。
いきみたい感じも別にしなかったけど、手元の手すりを引くようにということですとりあえず踏ん張ったら、1回の陣痛でなんか感覚がわかった。
2度くらいいきんだ。どちらかで、破水した。
バッシャア!って前に大量の水が飛んで、まじびびった。
ここからは、陣痛は苦しいというよりいきみの道具。こいこい!
2回目の陣痛は、なるべく声を出さないように思いっきりいきんだら、明らかに頭と分かるものがせり出してくるのが一番わかった。
しかし、ここで止まってしまう。
赤ちゃんの心音が140台から110台に低下し、赤ちゃんが苦しいからとのことで酸素マスク装着。
上手にいきめなくてごめん><と焦った。
3回目の陣痛。これで出す!と決意して思いっきりいきむ。
1度、2度、3度、ここまできて、もう会陰のとこで赤ちゃんが止まってる。
そこを通れば産まれる!とわかった。
それが痛い!!!
子宮口が開きっぱなしでつっかえてるのがつらくて辛くて、早く会陰切開してくれぇーーー!と思った。
分娩室に入ってここまでで10分くらい。
こんなに早く進むと思わなかったのか、担当の藤巻先生はどこかに行ってしまってた。
通りがかった安田先生が来てくれ、4回目のいきみ。
朝番の他の助産師さんやいつのまにか藤巻先生が来てくれて、賑やかになってきた。
いきむと同時に、右側の会陰をじーっと切られるのがわかった。
でも全然なんともねえぜ!麻酔してくれたみたい。
すると、みんなが急に慌ただしくなった。
いままで横にいた助産師さんが足元に来て、なんかもぞもぞ手を動かしている。
「力抜いて、手すりから手放して!力抜いて!」をひたすら連呼。
藤巻先生が、「ほらー!見なきゃ!!」
助産師さんが、「ほら、目開けて、前からでるよ、ちゃんと見るのよ〜〜!」といって3秒くらい。
ズルっと出た感覚から一瞬遅れて、目の前に丸い顏が覗いた。
赤くて、白っぽくもあって、太さ1センチを超える臍の緒を肩にかけてる。
足と肩に一巻きずつしてたみたい。
うわぁー!!産まれた!と思った瞬間、ゴボッて息を吐いて泣き始めた!
フギャアよりちょっと控えめで、元気に泣いている。
とっても、とっても感動の瞬間だった。
そういうものが一気に駆け巡った。
女の子ですよ〜〜と言われ、右側の足元のベッドに寝かされてた。
藤巻先生が赤ちゃんの喉の水を抜いてくれ、聴診器で診察。
「小さめだけどちょうどいいじゃん」と、いつもの調子で言ってくれた。
長くなってしまったため、産後の処置は次回ですすみません><
出産レポ⑥に続きます・・・