【老後2000万】老後の年金が足りない?必要な自助努力とは?【貯蓄】

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最近、政府から発表された老後資金の自助努力問題が物議を醸していますね。

年金だけじゃ老後の生活費が足りないので、投資や資産形成を頑張りましょうとのこと。

SNSやTVを見ると、「毎月年金支払ってるのに足りないとは何事か!」と怒っている人が結構います。

では本当に、老後年金だけでは足りないのでしょうか?必要な貯蓄金額を、家計・老後の生活スタイル別で紹介します。

 

結論だけ知りたい方はこちらへ→結論:年金で足りるor足りない

【老後にもらえる年金は家計によって違う!】

①会社員の夫婦

会社員の場合、国民年金の他に厚生年金に加入します。会社と協力して支払う仕組みです。夫婦2人とも会社員で厚生年金を支払っていた場合、今回の分類の中で最も年金額が多くなります。

例)夫年収500万、妻年収350万、23〜60歳まで勤務の場合、受け取れる年金は65歳から32万円/

それぞれの年収が高ければもっと多く年金が受け取れます。頑張って仕事を続けましょう!

②会社員・主婦夫婦

夫が会社員で、妻が専業主婦かパートで夫の扶養に入っている(自分では年金払ってない)場合、妻の分は国民年金だけに加入していることになります。

例)夫年収500万万円、妻収入ゼロ円の場合、受け取れる年金は約25万円/月です。

③自営業夫婦

自営業者の場合、国民年金のみに加入します。日本国民であれば最低限加入しなければならない制度です。

年収に関係なく、老後に受け取れる年金は13万円/です。
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④独身会社員

会社員のため、国民年金と厚生年金に加入します。

例)年収500万の場合 受け取れる年金は19万円/です。

⑤独身自営業

国民年金だけです。

受け取れる年金は6.4万円/です。

【老後に必要な生活費】

①〜③夫婦の生活費

A住宅ローン完済

例)住宅税1.5万、食費5万、水光熱費1.5万、通信費1万、医療費2万、趣味交際費5万、交通費2万=17万円/

B賃貸

上記の住宅税の代わりに家賃10万円。

家賃10万、食費5万、水光熱費1.5万、通信費1万、医療費2万、趣味交際費5万、交通費2万=25万円/

ただし高齢者になるほど、賃貸契約は難しくなるので注意が必要。

C老人ホーム

入居時費用0〜数億円 +入所時費用数千万

月15〜35万円×2=3070/+数千万の一時金

④〜⑤単身の生活費

D独身・住宅ローン完済

住宅税1.5万、食費4万、水光熱費1万、通信費0.5万、医療費1.5万、趣味交際費4万、交通費1.5万=14

E独身・賃貸

上記の住宅税の代わりに家賃8万円

家賃8万、食費4万、水光熱費1万、通信費0.5万、医療費1.5万、趣味交際費4万、交通費1.5万=20.5万円

F独身・老人ホーム

入居時費用0〜数億円 +入所時数千万

1535万円/月 +数千万の一時金

【★結論★年金で足りる?老後に必要な貯蓄金額】

喜ぶ子供

ここからは、上記の①〜⑤の家計とA B Cの生活スタイル別で見ていきます。

①-A 会社員夫婦・住宅完済

結論:貯蓄不要!

年金32万-生活費17万=+15

なんと、老後も貯蓄できるくらい余裕があります。会社員として長年働きご苦労様でした。浮いたお金で、交際費や旅行費を楽しめますね!

①-B会社員夫婦・賃貸

結論:貯蓄不要だが少し注意

住宅を購入しなかった場合、家賃の支払いが継続します。

それでも、

年金32万-生活費25万=+7

となり、プラスです。

注意点は、高齢者への賃貸契約は難しい場合が多いという事。特に、子供がいないなど老後に頼れる人がいない場合、賃貸前提の将来設計はリスクがあります。

①-C会社員夫婦・老人ホーム

結論:大幅な赤字の可能性

民間の老人ホームの場合、月の利用料だけで15〜35万円と振れ幅があります。超高齢化社会のため、その利用料も上昇傾向。

2人とも入所するとなると、年金だけでは足りない可能性が高いす。また、入所時の費用として数千万円の一時金が必要な施設も。

平均的な収入の家計では、

年金3215~35万)×2=ぴったり〜約-30万円/月の赤字となるでしょう。

-30万×老後30年=1800万円+入所時費用の貯蓄が必要

②-A会社員・主婦・住宅完済

結論:貯蓄不要

年金25万-生活費17万=+8

毎月余裕があります。趣味の費用などに充てられますね。

 

②- B会社員・主婦・賃貸

結論:ぴったりだがリスクあり

年金25万-生活費25万=0万

収支ぴったりです。あまりゆとりのある生活は期待できませんね。

高齢者への賃貸契約は難しい場合が多いという事。特に、子供がいないなど老後に頼れる人がいない場合、賃貸前提の将来設計はリスクがあります。

 

②-C会社員・主婦・老人ホーム

結論:大幅な赤字

25万円の年金では、1人分の利用料さえ払えない場合も。老人ホームは計画から外しておきましょう。

-5万〜-50万の赤字/月

50万×老後30年=18000+入所時数千万円の貯蓄が必要

②-A自営業夫婦・住宅完済

結論:赤字だが住宅購入により有利

年金13万-生活費17万=-4万

-4万×老後30年=1440万の貯蓄が必要
2人なら決して無理な金額ではありません。住宅を購入している分、比較的安心でしょう。

②- B自営業夫婦・賃貸

結論:赤字は決定的とともに賃貸リスクが伴う

年金13万-生活費21.5万=-8.5万

-8.5万×老後30年=3060万の貯蓄が必要

高齢者が必ずしも賃貸契約できるとは限りません。

 

③-C自営業夫婦・老人ホーム

結論:大幅な赤字。資産が築ければ可能性あり

年金だけでは到底足りないですが、自営業は成功すれば莫大な資産を築ける夢も。ただし会社員に比べて不安定ではあるので、老人ホーム前提のプランはやめたほうが堅実でしょう。

年金13万-(15万~35万)×2=17〜-57万の赤字/月

-57万×老後30年=2520+入所時数千万円の貯蓄が必要

④-D独身会社員・住宅完済

結論:貯蓄不要だが身辺整理はこまめに

年金19万-生活費14万=+5

余裕があります。死亡時に放置されないように、終活は早めにしておきましょう。

 

④-E独身会社員・賃貸

結論:若干の赤字。賃貸リスクもあり。

独身の場合、家を残す必要もないのでずっと賃貸という方も多いと思いますが、長生きすることを考えると購入した方が安心かも。

年金19万-生活費20.5万=-1.5万

-1.5万×老後30年=540万の貯蓄が必要

高齢になるほど賃貸契約は難しくなるので注意。

 

④-F独身会社員・老人ホーム

結論:大幅な赤字。早めに厳しい倹約を。

年金19万-(15万~35万)=+4万〜-16万で赤字の可能性大。

-16万×老後30年=5760万の貯蓄と数千万の一時金が必要。

ちなみに40年で5760万を貯めようと思えば12万/月20年なら24/の貯蓄が必要です。思い立ったら早めに倹約することが必要ですね。

 

⑤-D独身自営業・住宅完済

結論:赤字は決定的。最低限の生活費確保を。

年金6.5万-生活費14万=-7.5万

-7.5万×老後30年=2700万の貯蓄が必要。
住宅費が不要な分、最低限の生活費だけでも確保しましょう。

⑤-E独身自営業・賃貸

結論:大幅な赤字は決定的。住宅購入or計画的な貯蓄を。

年金6.5万-生活費20.5万=-14万

-14万×老後30年=5040万の赤字が必要。
※賃貸費用と生活費を両方考えたうえで、高齢により賃貸契約が断られるリスクも考えておきましょう。

⑤-F独身自営業・老人ホーム

結論:大幅な赤字。ほぼ全てを貯蓄で賄う覚悟を。

年金6.5万-(15万~35万)=-8.5万〜-28.5万で赤字/月

-28.5万×老後30年=1260万と入所時数千万円の貯蓄が必要。
自営業で大成功すれば・・・いいですね!(祈)

【まとめ】

家計別・老後の生活スタイル別で、必要な貯蓄金額をまとめてみました。

もちろん、「もっと節約できる!」「もっと収入多い!(会社員)」ならより余裕が生まれます

まずは自分の老後の年金額と生活費把握することから始めてみましょう。

特に自営業や、家を買わずに賃貸や老人ホームに入所予定の方は、多額の貯蓄が必要です。頑張って貯蓄しましょう。

また、ガンなどの大きな病気をしてしまうと、年間100万円を超える治療費貯蓄計画を破壊してしまう可能性がありますので、予算内で必要な保険も考えておくと万全です。

 

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