「保険は博打だから損するだけ」
言葉に出さずとも、少なからずそういうイメージを持っている方はいると思います。

生命保険なんて、博打だよ。死ぬor病気になるわけないんだから、保険料支払うだけ無駄でしょ!
本当に保険は無駄なのでしょうか?
保険は博打・ギャンブル?
正解50%、不正解50%です。
確かに、払ったお金が返ってこないケースも多々あります。
例1)10000円払う→何も起こらなかった→1円も返ってこない
この点ではギャンブルっぽく感じますね。
ですが、保険は賭けではありません。
正確には、「賭けるものではない」です。
「損をしないために入る」のではなく「困らないために入る」というのが、正しい理解の仕方です。
例2)10000円払う→病気で入院した→100000円返ってきた
例1では、「何もなかった=困っていない」のでお金は戻ってきません。
しかし例2では、病気で入院という「経済的に困った状態」のため、お金が支払われました。
貯金があれば不要
貯金があれば、保険は不要でしょう。
あくまで保険なので、「何かあった時のお守り」です。
何かあった時にお金に困らないように、前もって契約しておくものです。
お金が十分にあれば、保険に加入する必要はないのです。
では十分な額とはいくらでしょうか?
必要な貯金は○○円
例1)独身一人暮らし男性→もしいまがんになったら高額な治療費がかかるのでがん保険に加入
例2)既婚子供有男性→もしいま自分が死んでしまったら、家族が生活費と子供の教育費を払えないので生命保険(死亡保障)に加入
上記のケースを、保険ではなく貯金で賄おうとすると、
例1では年間100万円ほどの治療費を5年間=500万円
例2では子供1人の教育費1000万円+家族の生活費不足分=3000万円前後
が必要です。
まとめ
いま、これだけの貯金がありますか?
「今死ぬわけじゃないから」と言っているあなた、寿命を決めるのは自分ではありません。
いずれ貯金できればいいと思っているかもしれませんが、死んでしまってどうやって貯金するのでしょうか?
今自分に何かあった時に、必要な対策が取られているかどうか。
保険は、助けてくれる手段の1つに過ぎないのです。